お墓のクリーニング
お墓の汚れ ・水垢よごれ ・苔よごれ ・白華(エフロ)よごれ ・サビよごれ 汚れの種類によってそれぞれ洗浄剤が異なります。
クリーニングでお墓表面の艶は復活しません
経年劣化で風化したお墓の表面は、ザラザラで艶が落ちてしまっています。お墓クリーニングでは、表面上の汚れは綺麗になります。 しかし、艶が復活して輝きを取り戻すことは出来ません。
お墓の艶を復活させるには
お墓表面に艶を復活させツルピカにするためには、お墓を解体し、工場で再度磨き加工を施す必要があります。その場合は、解体工事費、運搬費、磨き加工費、据え直し工事費が別途掛かります。
クリーニングで落ちない汚れ
経年劣化によって石材の材質そのものが吸収してしまった汚れシミについては、 クリーニングで綺麗にすることは出来ません。工場へ運んで磨き直しをしても、薄皮一枚めくる程度では綺麗になりません。お墓の石は、水を吸収します。 お墓の表面は磨かれて綺麗に見えますが、ミクロサイズでは小さな穴がたくさんあいています。 その小さな穴から水と一緒に汚れも吸い込んでしまい、汚れシミとなってしまうからです。サビ汚れも注意しなければいけません。表面上のサビ汚れについては、お墓表面の石材成分が酸化してサビ汚れとなるので、綺麗にすることが出来ます。 しかし、お墓の中から浮き出てくるサビ汚れが存在します。これは、お墓内部で何らかの化学反応が起き、鉄分が酸化してお墓表面にサビが浮き出てしまう現象です。 お墓内部から浮き出たサビ汚れのため、サビ落とし液剤の浸透にも限界があり、クリーニングで除去することは困難と言えます。
ザラザラの原因が風化でない場合
お墓表面のザラザラが、風化ではなく砂や汚れによってザラザラになっている場合があります。その場合、表面上の艶は汚れによって保護されており、艶が復活する可能性は十分に考えられます。
これまでの施工例(お墓のクリーニング)
お墓の保護
浸透性の石材保護剤をコーティングして、石材表面の劣化を妨げます。撥水効果も得られますが、目的は撥水ではなく石材の吸水を防止することにより、劣化を妨げる効果が得られます。ただし、保護剤の効果時間もありますので、劣化を妨げ続けるためには定期的なメンテナンスを必要とします。
文字の色直し
墓石文字に白ペンキが入っているお墓は、風化により白ペンキが剥離します。ペンキのためどうしても剥離はしますが、より上質な白ペンキを色直しに使用することで剥離し難くなります。 色直しをすることにより、お墓の文字が浮き立って綺麗に見えます。
クリーニング方法
- クリーニング前のbefore写真を撮影します。
- 高圧洗浄機にてお墓全体を洗浄
- 汚れ箇所の種類(苔・サビ・水垢・白華)に合わせて、洗浄剤でブラッシング後、綺麗に洗い流します。
- お墓の目地に補修必要な箇所があれば、セメントないしはコーキングによって補修します。
- お墓を自然乾燥させ、石材保護剤のコーティングを行います。
- クリーニング後のafter写真を撮影して完成
完成までの流れ
- 問合せ
- 打合せと現場確認
- 御見積書提出
- 発注書のご返送
- 施工日お知らせ
- 発注金額のお振込み
- 施工・完了写真提出
お墓クリーニングについての注意事項
クリーニングによってお墓は綺麗になります。 しかし、お墓表面に艶が復活してツルピカになるわけではありません。その理由を記載してありますので、必ずお読みください。
・経年劣化で風化したお墓の表面は、ザラザラで艶が落ちてしまっています。お墓クリーニングでは、表面上の汚れは綺麗になります。
しかし、艶が復活して輝きを取り戻すことは出来ません。
・お墓表面に艶を復活させツルピカにするためには、お墓を解体し、工場で再度磨き加工を施す必要があります。
その場合は、解体工事費、運搬費、磨き加工費、据え直し工事費が別途掛かります。
・クリーニングで落ちない汚れもあります。経年劣化によって石材の材質そのものが吸収してしまった汚れシミについては、
クリーニングで綺麗にすることは出来ません。工場へ運んで磨き直しをしても、薄皮一枚めくる程度では綺麗になりません。お墓の石は、水を吸収します。
お墓の表面は磨かれて綺麗に見えますが、ミクロサイズでは小さな穴がたくさんあいています。
その小さな穴から水と一緒に汚れも吸い込んでしまい、汚れシミとなってしまうからです。
サビ汚れも注意しなければいけません。表面上のサビ汚れについては、お墓表面の石材成分が酸化してサビ汚れとなるので、綺麗にすることが出来ます。
しかし、お墓の中から浮き出てくるサビ汚れが存在します。これは、お墓内部で何らかの化学反応が起き、鉄分が酸化してお墓表面にサビが浮き出てしまう現象です。
お墓内部から浮き出たサビ汚れのため、サビ落とし液剤の浸透にも限界があり、クリーニングで除去することは困難と言えます。
・ザラザラの原因が風化でない場合
お墓表面のザラザラが、風化ではなく砂や汚れによってザラザラになっている場合があります。その場合、表面上の艶は汚れによって保護されており、艶が復活する可能性は十分に考えられます。