表札作り その2

みなさんこんにちは、お墓の字彫りやさん 石の丸進 久野全弘です。

今日は、表札作りその2と言うことで、前回の続きからです。

前回は、ようやく石が伊達冠石に決定したところまでのお話でしたね。

次は材料の入手です。前回、取引先様の依頼で彫刻させて頂いたと申し上げました。この石は、切断して磨くことにより、外側とは全く違う表情が生まれます。

   写真切断面

石碑に使用する際には、切断して加工するため、切った端材は処分することになるわけです。なんとなく材料入手にピン!?と来られた方はいらっしゃいますか?そう、私が必要としている材料は、表札用です。大きな石は、必要ないのです。ということで依頼を下さった取引先様に端材はまだ残っているのか?残っていたら分けて頂けないか交渉に伺いました。

そしたら、快く廃材処理場に案内され、ここから気に入った物があれば「持って行って構わないですよ」とのことで、私からしたら宝の山から宝を見つけ出す気持ちになり、大いに心が躍りました。

そこで見つけ出したる石が、上記写真の端材です。みなさんも是非とも伊達冠石で何か石製品(石あかりや表札)を作ってみてはいかがでしょうか。とても風情があり、悠久の時をかけ古来より現代に送られたギフト、手にしてみて下さい。

今回、端材提供でお世話になりました取引先様のご紹介

岡崎市石の公園団地(稲熊)にあります株式会社 杉田石材店様です。墓石、石灯籠、そして伊達冠石の材料も豊富に取り揃えられています。気になられた方は、直接お問合せ下さいね。

株式会社杉田石材店

愛知県岡崎市箱柳町川南西13番地2

0120-142-269

次回は、表札作りその3です。いよいよ、端材が表札になります。それではみなさん、またお会いいたしましょう。